2025年1月16日に藤井早苗さんが農水省正面玄関の生け込みをしました。

タイトル
「巳」

花材
金柳、ユリ、スプレーギク、千両、根引松、キク、ハラン

感想
お正月の華やかなアレンジをしたいと思って年末に農水省に応募しました。日程が決まってからは生け込みの日まで時間が短くバタバタでしたが、一年の幕開けのアレンジだったためデザインにはこだわりました。まず、一年が縁起良く過ごせるよう「○」のデザインを意識しました。そして2025年が「巳年」であることから金柳を使って丸みのある「巳」という漢字を表現出来ないかと考えました。華やかなアレンジにしたかったため、「巳」の部分は金柳を使って表現することにしました。
実際の1月の農水省は大変でした。まず大変だったことは花材の調達です。1月6日の花材は市場の関係で12月中に購入し、花材が年明けまでもつのかかなり心配でした。結局いくつかの花材をダメにしてしまいました。普段先生にお任せしている花材の管理ですが、実際はかなり大変なんだなと感じました。また、金柳の準備も大変でした。「巳」の漢字を表現するため、何日も前から柳を曲げて準備をしました。生け込み当日は、1月6日で多くの方が年明けの仕事初めの日でした。満員電車の中花材を持ち運ぶのも大変でしたし、農水省に着いた後も入り口には多くの方が新年のご挨拶のためにいろいろな方と待ち合わせをしていました。たくさんのスーツの方の中で生け込みをするのはまた違った気持ちでした。また当日は先生との都合が合わず、1人で生け込みを行いました。生け込みの時の準備と片付けがかなり大変だと感じました。金柳の曲げが足りず「巳」の漢字を作ることが大変でしたが、最後は自分が思っていた通りのデザインを再現することができたので良かったです。

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