2024年6月17日
農水省正面玄関に廣瀬佐代さんが生け込みをしました。
タイトル
「涼風」
花材
ギガンジウム
タンチョウアリアム
ユリ(シベリア)
カーネーション
タニワタリ
感想
大きな丸い形が可愛いギガンジウムを中心にして、そこに動きのある丹頂アリアムで風をイメージしました。百合のシベリアは白くてとてもよい香りがします。今回は、以前購入して眠っていたガラスの器を使ってみる事にしました。今の季節にピッタリだと思います。いざいけてみると中が見えてしまい美しい柄と透明感のある質感を損なわずにいけるのが大変難しかったです。谷渡りを四苦八苦しているうちに思いがけずによい動きを発見した時は嬉しかったです。先生のアドバイスで最後まで粘り強く格闘した結果にあらわれました。一安心です。
足元の百合のまとまりが綺麗です。
丹頂アリアムは鳥の丹頂鶴に頭の形が似ているからその名がついたといわれています。後方に薄緑のカーネーションをマッスにいれるとオシャレになりました。4日後になると、ギガンジウムは大きさが増し立派にその名の通り巨人です、百合も全部の蕾が開花し豪華になっていました。生命力の強さを感じました。これから夏に向けて爽やかに咲いていて欲しいです。